クレカとマイルの研究部

駆け出し陸マイラーがマイル・飛行機・クレジットカードについて紹介します!

ANAマイルで国際線特典航空券(無料)を利用してお得な海外旅行へ!必要マイル数など徹底ガイド!

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ANAマイルとは

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ANAマイルとは、『マイル=マイレージ』のことで、全日本空輸株式会社のサービスプログラムのことになります。これは、いくつかの条件を達成することで利用できるポイントサービスのようなものです。例えば、「飛行機に乗ること、クレジットカードを利用してポイントをマイルに移行すること、提携ホテルに宿泊すること」などで貯めることができます。マイル利用自体では一切お金はかかりません。【入会金や年会費は無料】です。

マイルの最大の魅力は『マイルの価値が変化すること』1マイルは1円になることもあれば、10円以上になることもあります。ANAマイルは特典航空券や搭乗クラスのアップグレードなどに交換することができ、マイルの価値が最も高くなるのはファーストクラスの特典航空券に変えることです。ファーストクラスは、基本的に割引がなく正規運賃の設定がなく、高額な航空券になります。しかしながらマイルはその概念がなく航空券のグレードが上がることに価値を上げます。

 

【羽田-ホノルル間】

片道 ¥722,190

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 ハワイに向かう片道飛行機で70万円オーバーになります。※2019年10月

どこかの社長や政治家くらいしか利用しませんよね。。笑

まず、普通の会社員では一生利用することがないのが『ファーストクラス』です。

ですが、マイルを利用することでこれだけ変わります。

 

【羽田-ホノルル間】

片道 90,000マイル

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つまり、マイルの価値が8円以上にもなるのです!ハワイより遠い距離に行けば行くほどマイルの価値は高まります。マイルを利用してのファーストクラスならいつか利用できる可能性がありますよね!

 

【学び】

 マイルは、特典航空券に変えることで大きく価値が変わる。

・行く距離が遠ければ遠いいほど

・航空券がアップグレードされるほど

 ファーストクラス 〉 ビジネスクラス 〉 エコノミークラス

 

ANAの航空券と格安航空券の価格

ANAで『羽田-沖縄』間の航空券を検索してみました。

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ざっと、4万円前後で往復券が買えますね。これは土日祝日でもないので比較的安いシーズン料金になります。

格安航空会社を利用する場合は、成田空港の利用が多いイメージを持っているので

格安航空券で『成田-沖縄』間の航空券を検索してみました。

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同じ沖縄に行くにしても、空港が異なるものの20,000円と倍近くの価格差があります。何よりも価格優先で飛行機を利用したい方にはこの価格差は厳しいですよね。。私もどちらかというとANAファンですが、安く飛行機に乗って現地でお金を使いたい派です。ANAを利用したい、、でも価格が高い、、この二つの悩みを解決できるのがANAマイルです。

 

 

ANAマイルで特典航空券を予約する際の方法

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実際にANAマイルで特典航空券の購入の方法を紹介していきたいと思います。

 

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STEP 1

ANAのHPにアクセス!

STEP 2

ANAマイレージクラブにログイン!

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STEP 3

特典航空券でANA国際線を選択する

 

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STEP 4

区間検索で出発地点・到着地点・往路搭乗日・復路搭乗日を入力

 

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STEP 5

予約状況の確認をして個人情報の入力に移る

 

STEP 6

個人情報を入力したら、申し込み完了! 

ここまで、5分以内に申し込みが完了します。

 

 

海外旅行にはどのくらいのマイルが必要になるか

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予約方法は覚えていただけましたでしょうか。
 では、実際にどのくらいのANAマイルがあれば国際線航空券と交換できるのか?

それでは、2つ覚えて頂きたいことがあります。

 

■ 国際線の行き先ゾーン区分があります。

 Zone1~Zone10まで分かれており、必要マイル数が異なる

■ 旅行人気のシーズン、需要期で必要マイル数が異なる

 

まず、Zoneについて紹介しましょう。

ぱっと見こんな感じに分かれています。

 

【全日空が定めるゾーン区分 

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Zone区分

国名

日本 (Zone1)

日本

韓国(Zone 2)

ソウル

アジア 1(Zone 3)

北京、 大連、 瀋陽、 青島、 上海、 杭州、 広州、 厦門、 成都、 武漢、 香港、 台北、 マニラ

アジア 2(Zone 4)

シンガポール、 バンコク、 ホーチミン、 ヤンゴン、 ジャカルタ、 ムンバイ、 デリー、 ハノイ、クアラルンプール、 プノンペン

ハワイ(Zone 5)

ホノルル

北米(Zone 6)

ロサンゼルス、 サンフランシスコ、 シアトル、 サンノゼ、 ワシントン、 ニューヨーク、 シカゴ、ヒューストン、 バンクーバー、 メキシコシティ

欧州(Zone 7)

ロンドン、 パリ、 フランクフルト、 ミュンヘン、 デュッセルドルフ、 ブリュッセル、 ウィーン

 オセアニア(Zone 10)

シドニー、パース

 

このように区分が分かれております。
まず、日本の企業になるのでZone1には『日本』を、そこから韓国アジア、北米と遠距離になっていきます。

 

次にシーズンの確認に移りましょう!

シーズンは、実はZoneごとに分かれており以下の通りになります。 

Zone区分

国名

①Zone 2~Zone 4

日本-アジア間

②Zone 6~Zone 7

日本-欧米間

③Zone 5、Zone10

日本-ハワイ、日本-オセアニア

 

 このように3通りで分かれているので目的地が①〜③のどこに区分されているかを確認しシーズン表をみましょう。

 

ちなみにシーズン自体は3つのカテゴリーに分かれています。

■ L  (ローシーズン)           :旅行者数が少なく、最も安く交換できる

■ R (レギュラーシーズン) :通常通り交換できるシーズン

■ H  (ハイシーズン)           :旅行人気のシーズン、最需要期

 

では、一つ一つ確認していきましょう!

 

【日本-アジア間(Zone 2~Zone 4)】

L(ローシーズン)

2019

1/7~1/25、4/1~4/25、5/8~6/30、12/1~12/19

2020

1/6~1/14、4/1~4/23、5/11~6/30、12/1~12/17

2021

1/5~1/29

 R(レギュラーシーズン)

2019

1/26~3/31、7/1~8/1、8/20~11/30

2020

1/15~3/31、7/1~7/22、8/20~11/30

2021

1/30~3/31

 H(ハイシーズン)

2019

1/1~1/6、4/26~5/7、8/2~8/19、12/20~12/31

2020

1/1~1/5、4/24~5/10、7/23~8/19、12/18~12/31

2021

1/1~1/4

 

 

 

【日本-欧米間(Zone 6~Zone 7)】

L(ローシーズン)

2019

1/7~2/28、4/1~4/25

2020

1/6~2/29、4/1~4/23

2021

1/5~2/28

 R(レギュラーシーズン)

2019

3/1~3/31、5/8~7/24、8/20~12/17

2020

3/1~3/31、5/11~7/22、8/20~12/17

2021

3/1~3/31

 H(ハイシーズン)

2019

1/1~1/6、4/26~5/7、7/25~8/19、12/18~12/31

2020

1/1~1/5、4/24~5/10、7/23~8/19、12/18~12/31

2021

1/1~1/4

 

 

 

【日本-ハワイ、日本-オセアニア(Zone 5、~ Zone 10)】

L(ローシーズン)

2019

1/7~2/28、4/1~4/25、5/8~5/31

2020

1/6~2/29、4/1~4/23、5/11~5/31

2021

1/5~2/28

 R(レギュラーシーズン)

2019

3/1~3/31、6/1~7/24、8/20~12/17

2020

3/1~3/31、6/1~7/22、8/20~12/17

2021

3/1~3/31

 H(ハイシーズン)

2019

1/1~1/6、4/26~5/7、7/25~8/19、12/18~12/31

2020

1/1~1/5、4/24~5/10、7/23~8/19、12/18~12/31

2021

1/1~1/4

 

 

 上記が各Zoneごとのシーズン表になりますが、実は国際線特典航空券を利用できない期間もあります。利用できない期間についてはANA公式サイトから確認してみてください。

ご利用になれない期間 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

また、シーズンについても変更になる可能性もございますので都度かくにんが必要になるかと思います。

 

ANAマイルを利用して海外旅行へ行こう

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では、ここからは区間別に必要マイル数の紹介に移りたいと思います!

ぜひシーズンとともに必要マイル数を確認して目標のマイル数を貯めてみてください。 

 

韓国(Zone 2)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

韓国

エコノミー

L 

12,000

R

15,000

H

18,000

プレミアムエコノミー

L 

-

R

-

H

-

ビジネス

L 

25,000

R

30,000

H

33,000

ファースト

L 

-

R

-

H

-

 ※利用クラスが用意されていない場合は必要マイルを『-』にしております。

 

 

アジア1(Zone 3)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

アジア1

・北京

・上海

・香港

・マニラ

etc...

エコノミー

L 

17,000

R

20,000

H

23,000

プレミアムエコノミー

L 

-

R

-

H

-

ビジネス

L 

35,000

R

40,000

H

43,000

ファースト

L 

-

R

-

H

-

 ※利用クラスが用意されていない場合は必要マイルを『-』にしております。

 

 

 

アジア2(Zone 4)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

アジア2

・シンガーポール

・バンコク

・ハノイ

etc...

エコノミー

L 

30,000

R

35,000

H

38,000

プレミアムエコノミー

L 

46,000

R

51,000

H

54,000

ビジネス

L 

55,000

R

60,000

H

63,000

ファースト

L 

105,000

R

105,000

H

114,000

 

 

 

ハワイ(Zone 5)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

ハワイ

エコノミー

L 

35,000

R

40,000

H

43,000

プレミアムエコノミー

L 

53,000

R

58,000

H

61,000

ビジネス

L 

60,000

R

65,000

H

68,000

ファースト

L 

120,000

R

120,000

H

129,000

 

 

 

北米(Zone 6)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

アメリカ

・ニューヨーク

・ロサンゼルス

etc...

エコノミー

L 

40,000

R

50,000

H

55,000

プレミアムエコノミー

L 

62,000

R

72,000

H

77,000

ビジネス

L 

75,000

R

85,000

H

90,000

ファースト

L 

150,000

R

150,000

H

165,000

 

 

欧州(Zone 7)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

欧州

・ロンドン

・パリ

・ミュンヘン

etc...

エコノミー

L 

45,000

R

55,000

H

60,000

プレミアムエコノミー

L 

67,000

R

77,000

H

82,000

ビジネス

L 

80,000

R

90,000

H

95,000

ファースト

L 

165,000

R

165,000

H

180,000

 

 

オセアニア(Zone 10)へANA国際線特典航空券を利用

目的地

利用クラス

シーズン

必要マイル数(往復)

オセアニア

エコノミー

L 

37,000

R

45,000

H

50,000

プレミアムエコノミー

L 

54,000

R

62,000

H

67,000

ビジネス

L 

65,000

R

75,000

H

80,000

ファースト

L 

-

R

-

H

-

  ※利用クラスが用意されていない場合は必要マイルを『-』にしております。

 

ここまで各Zoneの必要マイル数をシーズンごとに紹介してみました。

いかがでしょうか?行きたいタイミングでの必要マイル数は確認できましたでしょうか。今回は発地点を日本としておりますが、韓国(Zone2)からハワイ(Zone5)に行く際の航空券も手配することは可能です。その際は、日本が発地点とは異なるマイル数となります。憧れのファーストクラスは最大200,000マイル(一人当たり)用意できれば世界中どこでも行くことが可能となります。でも、200,000マイルなんて一生たまらないでしょと思う方も多いかと思います。まぁクレジットカードの還元率を1%とした際に二千万円の利用をしないとたまらない計算になります。。。笑

これは普通の生活をしている人には難しいですね。。

但し、うまくマイルを貯めて無料航空券で旅行している人も中にはおります。

その方法を紹介します!

 

 

 

ANAマイルを効率よく貯めるには?

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ここまで、ANAマイルの価値をお伝えしてきました。また、ANAマイルを特典航空券に移行することができること、自身の行きたい先の必要なマイル数も合わせて覚えることが大切になります。でも、必要なマイル数が高すぎて全然利用することなんてできないよ!と考えた方も多いと思います。マイルを貯める方法はいくつかありますので紹介します。

 

 

①飛行機に乗り貯める         

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マイルを貯める一番簡単な方法は、飛行機に乗ることです。

ANAマイルは全日空の飛行機に乗ればOK。

それだけでマイルがどんどん貯まっていきます。

ANAマイルであれば全日本空輸と提携している航空会社の利用であってもANAマイルが貯まる仕組みになっています。

【提携先】

全日空:ユナイテッド航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空、

    エアカナダ、シンガポール航空などと提携

 

②クレジットカードを利用       

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クレジットカードでの買い物は実はかなりマイルが貯まります。

マイルが貯まりやすいクレジットカードを利用すれば、スーパー、コンビニ、デパートでの支払いでどんどんマイルを貯めることが出来ます。

これだけでも1年に1度くらいのペースで特典航空券を貰うことが可能です。これこそ、私も使用している方法です。

私を含め、日本国内にはこういった陸マイラーがかなりいるので、

あなたが仮に飛行機に乗らないでマイルを貯めようとしても、

それは決して無茶な試みではありませんよ。

安心してマイルを貯めてもらえればと思います。

 

 

マイルを貯めるのにオススメのクレジットカードを紹介しております。

入会キャンペーンがすごいのでうまく活用すればハワイ往復くらいすぐにたまります。

yokomon31.hatenadiary.jp

 

 

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③提携ホテルの使用

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日航ホテルやインターコンチネンタルホテル、そしてプリンスホテルからハイアットまで、航空会社と提携している様々なホテルに宿泊するとマイルが貯まる場合もあります。

 

④ポイントサイトの利用

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ポイントサイトを利用することで簡単にマイルを稼ぐことができます。ポイントサイトなんて怪しいと思う方も多いと思いますが、お得な生活をしているほとんどの方はこのポイントサイトを有効に利用しております。

例えばですが、クレジットカードを申し込むだけでポイントをもらうことができます。

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上記は、moppyというポイントサイトになりますが、セディナのクレジットカードを作成すると10000ポイントもらえるキャンペーンを行なっております。

 

他にも様々な生活に関わることをポイントサイトを利用するだけで最終的にマイルに移行することが可能なのです。

最近流行りのVODを利用するだけで1000ポイント

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FXの口座を開いて少しの取引をするだけで6000ポイントなどもございます。

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旅行する方はじゃらんを利用する際にポイントサイトを経由するだけでさらにポイントがたまるのです。知っていましたか?笑

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このようなポイントサイトを活用してマイルに移行する方々を飛行機に乗らずにマイルを貯めるので陸マイラーと呼ばれております。なかなか飛行機で貯めたりショッピングだけで貯めるのが厳しいと感じた方はぜひこちらも利用してみましょう。

 

 

まとめ

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本日はANAマイルで国際特典航空券について詳しく紹介させて頂きました。

 

【学び】

 ・ANAマイルとは全日空が用意してるサービス

・ANAの航空券は格安航空会社と比較すると利便性は高いが、

 航空券自体の値段も少しお高い

・航空券は普通に購入するだけでなく特典航空券を利用するべし

・国際特典航空券は地域ごとにZoneの区分けがあり

 行きたい地域やシーズンによって必要マイル数が異なる

・マイルの価値は航空券がアップグレードされるほど価値が高まる

・マイルを貯めるには、いくつか方法があり並行して貯めていくのが最も良い!


無料航空券で旅行を行けたら最高ですよね。夫婦になっていればマイルの譲渡も可能になりますのでぜひ家族分貯めて家族で夢の旅行に行ってみてください!

ちなみに国内の特典航空券についても以下記事で詳しく書いております。

海外に行くよりもハードルはかなり低くなりますのでまずは国内からでもいいかもしれません!

 

【国内線特典航空券ガイド】

yokomon31.hatenadiary.jp

 

 

 

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